久御山町で屋上防水改修工事

こんにちは雨漏り補修、防水工事、塗装工事、屋根工事、外壁改修工事、外構工事などを行っている京都市伏見区の中森工業です。

コロナ騒動も緊急事態宣言は解除されたものの未だ東京を初め全国でも感染者が出ている状況です。関西地方でも少数ながら感染者が出ていますがまた拡大して第二波にならなければと願うばかりです。

さて久しぶりの投稿になりますが今回は久御山町の某企業様の社屋が雨漏りしているとご相談を頂き当社で屋上防水改修工事をさせて頂く事になりました。

既存防水層は露出アスファルト防水でした。

調査した結果アスファルトルーフィングが経年劣化で入隅等のジョイント部が口が開き漏水の原因になっていました。

アスファルト防水を改修する場合の方法は大きく分けて3つあります。

1つ目は既存アスファルト防水を全て撤去して下地処理を行い防水層を新設する方法

2つ目は既存アスファルト防水の上にアスファルト下地活性材を塗布しその後アスファルト防水を重ねて新設する方法

3つ目は既存アスファルト防水を撤去せずにその上に塩ビシート防水を絶縁工法で新設する方法

この3つの方法になります。今回は3つ目の塩ビシート防水を絶縁工法で新設する方法を選択しました。

正確な工法名は塩ビシート防水機械的固定工法といいます。

まずは既存防水層と新設防水層が接する事の無い様に絶縁用シートを張ります。

次に塩ビシートの接合部になる専用ディスクを土間面に塩ビ鋼板を入隅、出隅、端末に取り付けて行きます。

塩ビシートを敷き込んだ後にジョイント部分に塩ビシートを溶かす為の溶着液を流し込みジョイント部分を溶着した後に溶着が甘い部分を更に熱風機にて熱溶着を行います。

この作業を行う事でジョイント部分を半一体化させジョイントの剥離を阻止します。

ゴムシートと大きく違う部分はこのジョイントの処理です。ゴムシートの場合はボンドで付ける為経年でボンドの効果が薄れて来ると剥離が起こりそこから雨水が入り漏水の原因になります。しかし塩ビシート防水はジョイントを先の方法で溶着する為剥離が起こりません。これがゴムシートと塩ビシートの大きな違いの1つです。

土間のディスクの部分は専用の加熱装置にて加熱をし塩ビシートの裏地を溶かしディスクに接合します。この加熱装置は塩ビシート表面は溶かさずに裏地だけを溶かす優れ物なんです。

ドレン部分は改修用ドレンを取り付け塩ビシートの下の湿気や空気を抜く為の脱気筒も取り付けました。

これで完成です‼️

既存アスファルト防水を一切撤去せずに施工が出来ました。

既存防水層を撤去すると言う事はリスクも伴います。                一つ目は撤去費や産廃処分費がかかる事です。特に近年参拝処分費が高騰して来ています。2つ目は撤去中もしくは撤去後に雨が降り漏水する事です。

この様な事を塩ビシート防水機械的固定工法なら回避出来ます。状況的に既存防水層を撤去せざるを得ない場合も有りますが今回の様な物件には有効な工法ですよね。

防水工事で大切なのは職人も工法も適材適所と言う事です。それらを誤ると良い工事や成果が得られません。施主様にとって1番困難な事は良い工事店を選択する事かも知れません。

迷われた時は当社、中森工業株式会社をお選び下さい‼️

念入りな調査、緻密な見積り、確実な工事、誠実な職人、安心のアフターケアをご提供致します。

それでは皆様からのご連絡スタッフ一同お待ちしております。

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